「ゲーミフィケーション」で日常を楽しくするアプリ。
2011年6月22日 コメントする
ゲーミフィケーションという言葉をご存知ですか?
gamification【ゲーミフィケーション】
ゲームを面白くするために必要な技術やノウハウをゲーム以外の分野に応用していこうとする取り組みのこと。
横文字でもっともらしく言うと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと「日常のタスク×ゲーム性」で、毎日のルーティンワークやタスクをより楽しいものに変えていきましょう!という取り組みのことです。
昔から学習ソフトの分野などでは取り入れられてきていますし、決して目新しい概念ではありませんが、最近は特にITの進化やデバイスの多様化もあいまって、話題に上る事が多くなっています。
ということで本日はその「ゲーミフィケーション」をわかりやすく説明するために”arookoo”というiPhoneアプリをご紹介します。
同アプリは、ウオーキングにゲーム要素をかけあわせて、健康維持のためのウオーキングをもっと楽しくするということを狙って作られたアプリです。楽しく、かつその行為を継続させるためのモチベートに必要な要素を、このアプリをサンプルにチェックしてみたいと思います。
【1】適度な難易度の設計
このアプリは起動するとまず、「さあ8歩いてみましょう」という初課題が与えられます。たった8歩です。室内を歩くだけでも楽勝クリアですね。まずは心理的ハードルを下げて最初の一歩を踏み出すことができました。そして次はこの課題が少しだけ難しくなります。次第に達成のハードルを上げていくことによって、大いなる達成のために必要な大いなるモチベーションも育てていくことができるのです。

【2】達成レベルに応じた報酬
最初の課題を楽々クリアすると、スターという最初の報酬を手にすることができます。こうして歩くとご褒美がもらえるのだということ学習します。かつ「次のスター」を入手したいということが歩くモチベーションとなります。

【3】楽しく簡単な目標設定
単純に歩数を積み重ねるという達成方法とは別に、GPSマップで自分の近所の公共施設にスターをゲットしに行くこともできます。自分で目標を決めなくても、アプリが目標を提案してくれるので、ウォーキングを普段しない人でも簡単に目標を設定することができます。

【4】ソーシャル性
さらに友達も招待して、チームでスターを競ったり、チーム一丸となってスターの総数を集めることも可能です。一人よりチームでやる方が楽しいので歩くモチベーションもアップしますね。また、ソーシャルな要素を盛り込むということは、参加者が勝手に増殖するエンジンをサービス内に持つことでもあるため、ソーシャル性はサービスの成長戦略でも肝になる要素と言えます。

【5】レベルアップ感の演出
さらに、スターに加えてバッジという報酬も別途設定されています。スターの数だけでは実現できないレベルアップ感を創出するためのアイテムがバッジです。スター、そしてバッジで演出されたレベルアップまでのレールに、まんまと乗っかってウォーキングを継続できそうですね(笑)。

…以上簡単ではありますが、arookooというアプリが健康維持のためのウオーキングを楽しく&モチベートするというねらいで設計されていることがおわかりいただけたと思います。これなら三日坊主のわたしでもウォーキング、続くかもしれません。
今回は「ゲーミフィケーション」というちょっと新しいキーワードにちなんでアプリの紹介をしてみました。
日常をすばらしいものに変えるひとつのコンセプトとして、これからも要チェックです!
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